毛ガニとは、その名の通り、短い毛が生えているカニで、特徴としては太ももが太く、足の部分には身がぎっしりと詰まっていることです。そんな毛ガニの美味しさの秘密は、カニ味噌にあります。身はもちろんですが、甘くて濃厚なカニ味噌が毛ガニの醍醐味です。こんなに魅力満載の「毛ガニ」をたらふく食べてみたいとは思いませんか?早速通販で1キロ超えの特大毛ガニをお取り寄せしてみましょう
カニと言えば毛ガニが一番!絶品のカニ
毛ガニはタラバガニ、ズワイガニと並んで三大カニの一種ですが、タラバガニやズワイガニと比較すると水揚げ量も少なく、全国区では、まだまだ毛ガニのことを知らない方もいらっしゃることと思います。
しかし、北海道内では毛ガニが盛んに水揚げされており、カニと言えば毛ガニが一番!と知る人ぞ知る絶品のカニなのです
1キロ超えの毛ガニは迫力満点です
毛ガニは小振りなもので400g前後のものから、大きなもので、1キロを超える特大サイズがあります。1キロ越えの毛ガニは、真上、正面、横から見た厚み、どこからみても圧巻です
毛ガニの1キロってどのくらい?
想像し難い方もいらっしゃるかと思いますが、1キロの毛ガニは、おおよそ3~4人の家族で食べるには十分な量と言えます。
まれに、毛ガニ1キロと明記しているものの、よく見ると2、3尾組み合わせて毛ガニ1キロと謳っていることもあるので、購入の際にはご注意下さい
気になる毛ガニの1キロあたりの価格は?
カニは主に、年末年始の食卓を賑やかにしてくれる食材として欠かせない食材ですが、2019年の春先には、オホーツク管内で毛ガニの漁期が始まった際に、前例のない不漁となり、市場の卸価格が過去最高値をつける事態となりました。
そして夏になり、さらに高値を更新しました。近年、毛ガニは毎年、1キロあたり500円程度の値上がりをしています。5年前の平均と比較しても2倍近く値上がりしており、カニが高くなったなぁ~と感じていた方。実際に、卸価格では毛ガニ1キロあたりの価格は値上がっているのです
毛ガニは一年中水揚げが盛んです
毛ガニの北海道では、ズワイガニやタラバガニなどの日本の三大カニが水揚げされておりますが、中でも圧倒的に水揚げ量が多いのは毛ガニです。道内では漁期や場所をずらしながら一年中、毛ガニが水揚げされています
冬の11月~2月は、主に日高沖で水揚げが始まり、続いて流氷明けの3月~6月にはオホーツク海の稚内、網走などが漁期を迎え、7月~8月になると、産地は虎杖浜にうつります。
そして、9月~10月になり、釧路、厚岸などの道東が漁期を迎える一年のサイクルになっています
中でも特に注目してほしいのは「流氷明け」の毛ガニ
一年の中でも特にご注目して頂きたい時期は、流氷明けの毛ガニです。流氷は、ロシアの方から栄養もたくさん運んできてくれます。その栄養を十分に取った毛ガニは美味しくないはずがありません
毛ガニの味は脱皮で決まる?!
1キロ越えの毛ガニは、水揚げの量も少なく希少価値の高い毛ガニですが、カニを買ってみたものの身がスカスカだったということはありませんか?
毛ガニは脱皮をします。脱皮には非常にエネルギーを使い、毛ガニの善し悪しの原因の一つに脱皮が関係しています
身がぎっしり詰まっているのは「堅ガニ」
脱皮した後、甲羅が堅くなった雄カニのことを堅ガニといいます。堅ガニは身がぎっしり詰まっており、カニ味噌も格段に美味しいとされています。毛ガニにはランクがあり、堅ガニは上級ランクに値します
身入りが薄いのは「若ガニ」
一方、脱皮して甲羅がまだ堅くなっていない雄カニは若ガニと呼ばれます。触ってみると堅ガニと比べると明らかな違いがわかります。
若ガニは身入りも少なく値段も安くなる傾向にあります。カニの通販で、毛ガニ1キロ激安や、訳あり毛ガニ1キロなどと宣伝している場合、若ガニや、脱皮直後の身がスカスカの毛ガニである可能性があります
1キロの毛ガニでも捌くのは難しくありません
1キロの毛ガニは、その大きさに圧巻されて、捌く時に手が止まってしまうかもしれませんが、大きくても作業はシンプルです
まずは解凍
一般的に毛ガニは茹でた状態で販売していることが多く、まずは解凍します。
冷凍毛ガニを美味しく食べるポイントは解凍方法にあります。早く食べたい気持ちをグッと抑え、冷蔵庫で一日かけてゆっくりと緩慢解凍します
解凍後はいよいよ解体
そして、解凍できたら軍手とキッチンバサミを用意し、胴体から脚を切り離し、お腹の部分にあるふんどしから甲羅を取り外し、カニのエラ部分を切ります。そしたら、食べやすいように殻に切り込みを入れていきます
1キロの毛ガニのオススメ調理は?
1キロ級の毛ガニを手に入れたら、どのように食べるか迷ってしまいます。毛ガニ本来の味を楽しんでも良し!ご飯にまぜても良し!酢の物にしても良し!パスタに混ぜても良し!
そして、ぜひお試し頂きたいのが、北海道の郷土料理として知られている毛ガニを味噌汁に入れて食べる鉄砲汁や、カニ味噌を食べたあとに、甲羅に日本酒を入れ、焼いた甲羅酒です。殻に含まれている旨味をふんだんに含む絶品の一品です。1キロの毛ガニを手に入れたら、ぜひ丸ごと食べ尽くしてみてください
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